SSブログ

【即レビュー!】ダイソン加湿器は除菌性能がすごい!! [家電]

冬の季節が近づき、電機メーカ各社が加湿器の新商品を出してきている。

l_ts_05dysonam01.jpg
出典ITmedia LifeStyle

その中で、ダイソンは10月20日「Dyson Hygienic Mist」(ダイソン ハイジェニック ミスト)加湿器「AM10」を発表した。
加湿器中の水にあるバクテリアを99.9%除菌し、ダイソン独自技術の羽を使わないエアマルチプライアー技術を用いてきれいなミストを部屋全体に行き渡らせるという。
11月6日発売予定。店頭参考価格は63,504円 (税込)とかなり高めの設定だ。

では以下レビューしていきたいと思います。


日本では風邪の防止という観点で使われる加湿器だが、英Dysonの新技術開発デザインマネジャー、トム・ベネット氏によると「多くの加湿器はバクテリアのだらけ」という。

ts_05dysonam02.jpg
出典ITmedia LifeStyle


既存の加湿器の方式は、
①スチーム式、②気化式、③ハイブリッド式、④超音波式が存在する。

①スチーム式
ヒーターで水を沸騰させて蒸気を発生させて加湿するタイプ。水を沸騰させるので、バクテリア等が死滅するため衛生的で、なおかつ加湿力と即効性が高い。しかし、スチームのため部屋が結露しやすく、高温の蒸気を扱うので転倒時に火傷する可能性などがある。またヒーターを使用しているので、電気代が高い。また蒸気が装置の上方にしか行かないので、思うところにを加湿できない。

②気化式
フィルターを湿らせ、加湿された空気を送出して加湿するタイプ。送風のみなので消費電力は低めですが、加湿力も弱めです。
また加熱するわけではないので、衛生的にはあまりよくない。

③ハイブリッド式
スチーム式と気化式を組み合わせたタイプ。基本は②の気化式ですが、パワーが必要な時には①のスチーム式の対応となる。
特徴は上記①と②の組み合わせになる。安定稼働時はの衛生面はあまりよくないと考えられる。

④超音波式
水に超音波を当てて微粒子にして噴出させる方式。消費電力が低い割りに加湿能力が高いので、加湿器本来の性能面としては高い。但し、この方式も加熱をするわけではないので、蒸気に雑菌が混ざりやすく、タンク内の水を常に衛生的する必要がある。


最も危険性が高いのが超音波式。バクテリアがどんどん増殖し、「スイッチを入れるとそれがミスト状になって部屋中に広がり、人が吸い込んでしまう」(同氏)。それは汚染水を飲むことと同じくらい危険な行為だという。

「Dyson Hygienic Mist」は上記でいうもっとも危険性が高い④超音波式を採用しているが、装置内に除菌用のUV-Cランプを備えており、雑菌の心配はないという。除菌が終わるとセラミック製の振動板が毎秒170万回で高速駆動し、超音波で水を細かいミストにする。その際、流れてくる水に対して再びUV-Cライトが直接照射されるため、さらに衛生的だという。





ダイソンが行なった実験によると、市販の超音波加湿器がわずが5分で測定限定値の2,500個の菌を放出した一方、Hygienic Mistでは、2時間経過しても試験用の大腸菌を放出することはなかったとのこと。
この除菌能力に関しては、本当に素晴らしいですね。

但し、電源ON後3分間かけてタンク内にある水に強力な殺菌紫外線(UV-C)を照射し除菌を行うため、この間は加湿されないので、家に帰ってから電源を入れてもしばらくは運転が始まらないのが若干のマイナスポイントだ。

また、フィルター等が無く、バクテリアもつかないので衛生的ということだが、水垢などは必ず付いてしまうので、必ず清掃や定期的なメンテナンスが必要だ。
ダイソンHPを見る限りは、UV自体やその周りの水の流れる経路などかなり複雑であり、すべてを取り外して清掃できるのかどうかはいささか疑問である。同社の羽の無い扇風機エアマルチプライヤーに無理やり加湿機構を付けたような形になっていることも否めない。

湿度管理は、室温と湿度を感知し、快適で衛生的な室内環境を保つインテリジェントサーモスタット機能を搭載。環境に応じた温度湿度管理を行うという。シンプルなダイソン製品なので、恐らくこの設定は画像の通り室温と相対湿度を関係をICに埋め込み、画一的にコントロールすることだと思われる。
ダイソンはイギリス製品だ。同じ人間でもアングロサクソンと日本人では、全く肌の特性が違う。 本当にこのサーモスタッドの調整のあんばいが、日本人にあうのかどうかは未知数である。
おそらくイギリス人なので、自分の事しか考えていないと思われるので。。。

同日に発表されたアイリスオーヤマの新商品では、
日本気象協会が設定する「素肌乾燥指数」をもとに、室内の温度や湿度が肌に与える影響を3段階で知らせる機能「肌ナビ」を新たに搭載している。
また、ウイルスが生存しやすい温度や湿度を知らせる「温湿度ナビ」も備えており、適切な空気環境を適時に知らせるという。

T20141020180750_533_.jpg

また、10/14に発表された、三菱電機製の新商品では、寝ている間に肌・のど・鼻を潤すという。
同社独自のスチーム搬送技術により、人の顔の周りに低温スチームを届けて肌・のど・鼻を潤すパーソナル保湿機。上下2段の吹き出し構造により、約75cm先まで水平方向にスチームを搬送させることが可能。寝室全体ではなく人の顔周りを保湿することができるなど、人にやさしくエコな製品が出ている。

T20141014121805_351_.jpg

エアコンでもそうだが、ある程度人の居るところを狙って温風・冷風を吹くことにより省エネを図っている。
方やダイソンは力任せに部屋中の加湿を行うというが、カタログ値は、300ml/hrと、「木造和室5畳・プレハブ洋室8畳」の最低ランクであるので、ワンルームでなければパワー不足になり兼ねない。

夏場は扇風機としても使えるが、63,504円 (税込)はかなり高い。下手すれば国産メーカの4~5倍だ。
確かにおしゃれではあるが、価格とスペックから言うとかなり物足りない。
この価格で冷暖房ができれば3in1ということで、買う価値が断然高まるのだが、、、、

また、ダイソンは、
今年3月に100万台以上生産している
Dyson Hot + Cool?(ダイソン ホット アンド クール)AM04・AM05
について、製品自主回収および製品改善対策を行っている。
以前にもDC05、DC22と同じように発火や感電の恐れがあるようなリコールを出している。
(私の使用しているDC26は大丈夫でしたが)
今度はそんなことにはならないように願いたいです。


「すでに冷暖房設備は整っていて、お金に余裕があり、少しかっこいい加湿器が欲しい」
という方はどうぞ!
スポンサーリンク

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。